ロングツーリング2013 in 北海道

離島を目指して

今回の旅最初の野営…日の出岬キャンプ場にて、慣れないこともあり早朝に目覚めてしまう。
それでも寝不足と言うことよりも旅に対する期待の方が上回っているので全くマイペンライ。

早朝のオホーツク海は冷え込み、おそらく16~17℃程度。
吐く息は白いのでおそらくそんな感じだと思う。

0730時出発。
R238を更に宗谷岬へと向かう。

途中でこの旅最初の仲間G2と合流予定である。
しかし、単調な道が続く…
海沿いから内部に入ったかと思えば、また海沿い。
右手に海
左手に緑の丘
真ん中にアスファルト

道路としては退屈極まりない。

0930時 「道の駅マリーンアイランド岡島」にて最初の休憩を取る。
FBで確認すると、G2現在地は枝幸まで少しとあった。

「すぐにここに到達するか?」
「すでに先に行ってしまったか?」

どちらへ判断するか?
…どちらにせよこの国道上にはいるようだし後者と判断。
少しばかりペースを上げた。

途中立ち寄りそうな場所をチェックしつつ走る。

いない…
見つからない…

 

 

 

 

結果、私たちより後ろにいたようであった。

宗谷岬の手前からマップルお薦めコースへ入った。
10km程度の全くの直線道路。
これも北の大地ならではを味わいつつ宗谷岬へ到着する。

 

 

待つこと20分。
G2とも無事に合流を果たした。

 

 

 

 

 

 

利尻島へ出港

宗谷岬で3人パーティとなり、お昼近くになっていた。
利尻島へ向かうフェリーを確認しつつ。
稚内の港付近で昼食を取る事にした。

やはり、ここは海鮮で攻めることにする。
しかしながら、港から離れるのを嫌い近所の海鮮食堂で舌鼓を打つことに。

気になるのは明日の天気だ…
これだけロングツーリングを行なうといずれのタイミングで必ず雨には降られる。
最近は、スマホで雨雲の動きを配信していたりと非常に新鮮な情報が得られることもある。
はっきり言って広域を取り扱う天気予報よりも詳しく情報を得られると言っても良いだろう。

ここまでの行程でも所々はピンポイントでの雨の予報があるのだが、北海道は広いので避けて通ることも可能なのだ。
雨雲を避け、時には突っ込んで被害を最小限に留めるように走るようにしてきた。

1540時稚内港出港
利尻島へは1720時着予定。
久しぶりのフェリーだ。
ディーゼルと鉄板と塩の香りがする。
甲板には、車を止めるためのフックが地雷のように生えている。
こんな所でコケようものなら、当たり所が悪い場合、最悪クランクケースに穴が開いてしまうこともあるだろう。

甲板員はそんな事は気にしていない。
「ここを右にUターンしてください」

ここ!?

いきなり反転しろなんて無理でしょうよ。

甲板員の指示はほぼ無視…
止める場所だけは守るけど自分のペースで展開はする。

ひとまず無事にバイクを停車。
固定して、しばしバイクの運転から離れ船に身を任せてゆっくり過ごした。

 

夕陽のキャンプ場

利尻島沓形港に定刻どおり到着。

雲の行方を気にしつつキャンプ場を目指す。
今日の野営地は夕日の見える島の隣町のキャンプ場。
ところが、1730時からの行動では夕陽を見ている暇がなかった。
野営準備に時間を取られてしまった。
島内のお店も閉店が早い。
何とかお風呂には有りつけたが、夕飯がない。
これはいよいよ、非常食かと考えたのだが。
G2が近所にセイコマートを発見する。
例えコンビニでも店じまいでもされたら叶わない!!
急ぎ、食材を調達へ向かい事なきを得た。

コンビニ飯と言っても、北海道のコンビニのご飯はその地方色が出ているので楽しめた。
豚丼…
ザンギ…
シャケとコーンのスパゲッティ
カツゲン

風の強まる中で楽しく宴を催して夜は更けていった。

 

雨雲と退散

利尻島2日目は雨からのスタート…
残念ながら雨の中で観光を行なうにしては、雨の強さが厳しい。
最低限…島は一周とオタトマリ沼だけは見ておきたい。
これをこなし、予定よりも早い便で稚内へ戻る事にした。

この季節…北海道は北部であまり良い天気には恵まれない。
前回も雨の中のツーリングとなってしまったことがあった。

離島で楽しむと言う事は…課題を残す結果となってしまった。

0845時利尻島発→1020時稚内着。

 

 

 

雲を避け海鮮

利尻島で果たせなかった食…
ウニをどうしても食べたかった私。

ノシャップ岬にある食堂をチェックしていたので早めの昼食を提案実行する。
「漁師の店」「樺太食堂」
2つ候補があったのだが、今回は「漁師の店」へ行く。

 

 

 

 

お店は朝早くから開店しており、雨のせいか…お客は1人だけ。

まずは店内…魚屋で食材を選ぶ。
生モノ嫌いのG2は、30cm級ホッケ(刺身付き)定食を刺身無しに
プリは特上刺身定食
私はウニ丼
※ホッケ定食はお店の取り計らいによりバラで頼んだ方が安いと言うことで変更となった。
ホッケご飯…650円
刺身定食…1000円
ウニ丼…1500円
何か計算間違えてんじゃないの?
味もさることながら、値段に驚いたのだった。

雨がシトシトと降る中…
日本海側を南下する。
西側に雲の切れ間があるので西側から行動してみることにした。

雨は上がり、晴れ間も差し始めたものの。
R40を南下して、道道444をサロベツ原野へ抜けた。
日本海へ出てから道道106…南の方にも巨大な雨雲を睨みつつ走る。
雨雲の限界点で内陸側へ道道972を左折、R40へ戻り更に南下。

音威子府の道の駅で休憩を取る。
そこで相談。
キャンプにするか?
宿を取るか?

雨が降る事が分かっていてキャンプは嫌だ…
3人の総意で宿に決定。
さっそく探すことに。

お盆の、最中でもあっという間に宿は決める!
層雲峡…いわゆるハブエリアですね。
だいたい中間地点にあるしアクセスが良い。

 

層雲峡へダッシュ

そうと決まれば、行動あるのみ。
まだ200km先だし、雨雲もあるが宿なら。
おまけに温泉付きだし。
冷えた身体はザブンとやれば、旅の疲れと共に吹っ飛ぶさ。

ところが⁉︎
比布辺りから雨の勢いは増した!
サンダーとウォーターの雷系と水系の攻撃を喰らいながら先を急ぐのだった。

2 返信
  1. taka
    taka 意見

    改めて、北海道ツーお疲れさま&ありがとうございました。

    ANAカーゴの人たちは、ホント優しさがあるよね。
    やまの意見に同意するわ。

    そういや、2年前の北海道ツーの帰り、羽田での引取りはお盆で混雑もあり、
    西貨物へのバイク搬送が遅れていた。

    その間、冷たい缶コーヒーを差し入れてくれたり、冷たいおしぼりを持ってきたりで
    気遣ってくれた。

    受付事務所では、ドラマでやってた、GOOD LUCKのSound Track Departureが
    BGMで流れていた。

    私はずっと眼をとじて聴いていたら、「DRスランプのあられちゃん」が、
    この曲良いですよね!?いつ聴いてもジーンときます。
    私、このドラマの影響でこの会社に入社したんです・・・なんて言ってきてね。

    まあ、冗談半分なんだろうけど、なんか、嬉しそうだし、楽しんで仕事してんだなぁ・・・
    って思った。 
    仕事はこうでなくちゃね!!今年もきっと元気に働いてんだろうな。

    さて、やまチン達と別れた私の行動だが、数年ぶりに利尻島、礼文島に向かった。
    幸いにも好天に恵まれ、利尻山頂からの景色にえらく感動した。

    半世紀の年を重ねると、流行とか見た目とか、そういうくだらない価値観を抜きに、
    素晴らしいものを掛け値なしに素晴らしいと思えるようになった。

    美しい景色に心が震えるほど感動出来たんだから・・・
    「ああ、そんなに悪い年の取り方してないのかな」と思える。

    返信
    • yama4989
      yama4989 意見

      無事帰還ですね。(≧∇≦)
      雨に当たってしまったようでちょっと残念。
      少しばかり課題を残したロングツーリングになりました。
      中でも…プリの走破性が予想外。
      速度も高めでマシンがクタクタになってしまいました。
      ブレーキ強化とチェーン、スプロケの交換が必要。
      コンピュータも載せ替え予定。
      規格が中型じゃなくなっているので、さっさと大型取得して欲しい。

      貨物区画の向学心と言うか。
      ホスピタリティは中々良いです。
      寡黙なタイプは、作業をこなし。
      饒舌なタイプは、営業をこなす。
      旅立つこちらには嬉しい。

      毎年…なのかな。
      恒例として行き来できるのは良い年の取り方しているに間違いないです。
      ありがたいことです。
      また来年行きましょう。(`_´)ゞ

      返信

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