2010 北の大地 北海道ツーリング

旅は道連れ

4日目、出発の準備をしていると、またまた彼らが登場。
今日、一緒に走りませんか!?・・だと。

断ろうかとも思ったが行く先も決めてないし、一緒に走ることにした。
まあ、こんなのもありかと思ってね。

ここで、ちょっと彼らを簡単に紹介しておこう。

1人は40歳後半のオフ車乗り。他に隼も所有しているらしい。
名古屋から来た人で、派遣として●ヨタの工場で働いていたらしいが、
派遣切りにあって現在無職。
よって、いつまでも北海道にいても良いらしい・・。ちょっと寂しく哀愁が漂っている。

2人目、CBR1000RRに乗っている30歳前半の静岡人。
まだバイクには不慣れなようで既に新車がボロボロ。
北海道にきてからも2回立ちゴケしたとさわやかに語った。
やがて彼は小生の舎弟扱いとなり、飲み物が欲しい時など献身的に働いてくれた。

3人目、
BMW乗りの中国人留学生。
一言で言うと、こいつのパワーは半端じゃない。
中国から正式留学しており頭はメチャ良いみたいだが、行動は結構ぶっ飛んでいる。
そして、まあよく喋る喋る。途中でメンドーになり放置。

やることすべてが自分の意のままに進めたいようで、偏見的な言い方をすれば、
さすが中国人パワーだと言いたい。
だが、やがて彼の理論攻めとパワーは見事に打ち砕かれた。

まあ、こんな彼らはこれまで育ってきた環境もバラバラではあるけれど、
何処か魅力的なんだよなぁ。

さて、今日の行き先は道東一周ツアーと称し、文字通り道東を中心に走りまわる。
網走、小清水に抜け、屈斜路湖-摩周湖-多和平-美幌峠-士幌-ナイタイ牧場
-三国峠-層雲峡-北見-硫黄山-川湯温泉

こんなコースは宿泊先が決まってると難しいけど、フリーな故に可能なコースなんだろうね。
走って楽しいとこ、景色の良いとこ、観光スポット、美味しい食べ物を求めて・・
いろんな要素がギッシリ詰まっている。

網走方面で海岸沿いに出る。
網走からの国道沿い。これといって何もないのだけど交通量は少なめで走りやすい。
右手に湿原が拡がり北海道らしい景色が広がる。奥には濤沸湖が見える。

なんだかとても素敵な場所に思えバイクをとめた。
ここの橋を歩いて奥に見える小屋?へ。ベンチが置いてあり一寸休憩。
何もないけどいい感じ。

道路から見えるので、暇なライダーがバイクを停めてこちらをうかがっている。
なんかあるのかなぁ・・ってとこか!?
・・・何にもねーよ、と言いたいねぇ。
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多和平の展望台から、地平線が丸く見えるらしいけど・・

三国峠に向かう。先頭を引っ張って快走。
途中で後ろがついてこなくなったがお構いなしに単独で快走。
風来坊のメンズツーだったら、問題ないスピードなんだけどなぁ。

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三国峠 白樺並木で休憩

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三国峠展望パーキング

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ナイタイ牧場

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ナイタイ牧場のパーキングで、ロードスターに乗っている中年オヤジが声を掛けてきた。
車で北海道を回っているらしい。

バイクの免許はないけど、ライダーハウスやライダーが集まるとほ宿を泊まり歩いているらしい。
詳しくは聞かなかったけど、結構変わった人っぽい。
しつこく今晩の宿を聞いてきた。
面倒くさいので、以降は知り合った彼らに任せた。

 

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美幌峠展望台から屈斜路湖を望む。天気が良くてすがすがしい。

 

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阿寒双岳台

 

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阿寒湖

R241号沿いの阿寒双岳台。
ここの展望台からは雄阿寒岳と雌阿寒岳の両山を望める。
こんな景色が広がるので、是非おすすめしたい場所。

今日の最終目的地、川湯温泉に向かう。ここで彼らとはお別れ。
といっても、13日に帯広で花火大会があるとのことで、
そこでの再会を約束してんだけど。

 

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川湯温泉から硫黄山をかすめ、日が暮れた硫黄山への道、
真っ直ぐに伸びた道も素敵だわ・・

さて、今日は川湯温泉の宿を確保しないといけない。
よさげなところを飛び込みで探し、空いていた民宿に決定。

宿のおばちゃん、とても気さくでいい感じ。
部屋はそんなに広くないけど、畳の部屋で寛ぐには十分。

他にライダーらしき数人がいたが挨拶程度で深入りせず。
温泉街だけあってお風呂はとっても良い。

本日の走行は約400キロ。
走った、食った、観光したって感じの充実した一日だった。

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